金木犀が咲きはじめ
あちらこちらと香りが漂う良い季節になりました
晴天が続きイベントの週末です。
どんぐりも実り・・・
暑いのでむくげやハイビスカスがまだまだ元気に咲いている大阪です。
小学生がぞろぞろと一人一台パソコンをかかえ大仙公園に集団で社会勉強でしょうか？
お茶会など文化的な風流な秋があちらこちらで行われています
さて・・・
出身の幼稚園の先生が本を出しました・・・
「あいのその日記」高見まり子 著 (愛の園とは幼稚園名です)
関西弁の幼稚園児とまり子先生の問答に心温まります。
久々に読書の秋で
心に響いた箇所を抜粋します・・・(本書P126～129より)
２００２年３月・・・
先日心に残った記事に出会いました。
もし世界を１００人の村に縮小したら、
アジア人７５人、
ヨーロッパ人２１人、
南北アメリカ人１４人
アフリカ人７人
７０人が有色人種、
３０人が白人だそうです。
全政界の富の59%を所有する金持ち６人(すべてアメリカ人)
８０人以下が標準以下の居住環境に住み、
７０人は字が読めない。
５０人が栄養失調、
そして1人が瀕死の状態にあり、1人が今、生まれようとしている、
大学の教育を受ける人が1人、コンピュータを持っている人が1人という
割合になるそうです。・・・・
・朝、目が覚めたとき、健康だなと感じられたら、今、生きることができない100万人より恵まれている。
・戦いの危険、飢えの悲痛さを一度も体験したことがなかったら、5億人の人たちよりも恵まれている。
・しつこく苦しめられたり、逮捕、拷問、死の恐怖を感じる事なしに教会の礼拝に行くことができれば、世界の30億人の人たちよりも恵まれている。
・もし冷蔵庫に食料があり、着る服、寝る場所があるなら70%の人たちよりも裕福。
・銀行に貯金、お財布にお金、家のどこかに小銭の入った入れ物があるなら、この世界の中でもっとも裕福な上位8%のうちの1人・・・・だそうです・・・
・・・・・・
他・・・P80～81より抜粋
テラスを歩いていると、四歳のお嬢さんに呼び止められました。
「マリコセンセ ドウシテカミサマハ ワルイヒトヲツクッタノ？」
「私たちの心に優しい心と意地悪な心、いい心と悪い心があるでしょう。
神様は私たちに命をくださったとき、この二つの心をどう使うか、
私たちにまかされたと思うの。優しい心を使ったとき、おかあさんは喜ぶでしょ？
それは神様がよろこんでおられることだと思うよ。悪い心を使ったとき、お母さんは怒 り悲しむでしょう？それは神様も悲しんでおられることだと思うよ」
「フーン アッチデ アソンデクルワ」とニコニコお庭に飛び出して行きました。・・・
心温まる問答がいっぱいで、心にジーンとくる本でした。
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あいのその日記 子どもたちと共に５０年
２０２０年１１月１１日 第1刷発行
著者 高見まりこ
発行者 高見 敏夫
構成編集 株式会社 ぶねうま舎
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来年は２０２２年となります・・・
コロナウィルスの蔓延で世界中が同じ苦しみを共有しました・・・
病に世界を先に共有されてしまいましたが
未来は優しい心の方を使う世で共有したいと願うのでした・・・
私は仏教徒ですが幼稚園と大学はカソリック系で何でもありの日本人
宗教も元を辿れば・・・同じ教えだと気付きます・・・
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