3月4日
お雛様も過ぎました・・・「たのしいひな祭り」の歌の
「お内裏様とお雛様二人並んですまし顔・・・」
という童謡の歌詞が間違っていたとは知りませんでした。
有名な作詞家(サトウハチロウさん)が勘違いしていたとは・・・
お内裏様とはあのお雛様の上段の夫婦雛の事で
でも、あの作曲と作詞は代々日本の文化に根付いてやみません・・・。
さて・・・今は夫の里、山口県徳山(周南)に来ています。
周南といえば・・・まど・みちを・・・「ぞうさん」「不思議なポケット」の
作詞家の生誕地です。
今日は少し足を伸ばし
秋穂(あいお)という防府のちょっと向こう側の瀬戸内の海に来ました。
ちょうど青文字の黄色い花が明るく春雨の海を灯すように咲いていました。
↑大村神社
エビの養殖が盛んな処で一泊しておいしい海老を食べました。
観光に「鋳銭司郷土館(大村益次郎館)」に行ってきました。
農村の医者の両親の元に生まれ、蘭学を学び、
幕末に活躍した偉人↓です。
「花神」とは古代、中国では「花咲か爺」の事をいいます。
枯れ木に花を咲かせましょうというあの爺です。
大村益次郎の事を描いた小説だそうです。
益次郎はこの村の村医者の子に生まれ、
通っていた塾の先生に見いだされ・・・
英語の必要性を感じ猛勉強、幕府に取り立てられていくのです。
幕府の潮流に翻弄され・・・・兵法の第一人者になるのです。
日本が西洋に対等していかなければ、
日本は西洋の奴隷の国に成り下がってしまうかもしれないという危機感やらで
国を発展させなければいけないという意志を感じ使命感を持ったと思われます。
ちょっと読むのが楽しみになってきました・・・
昨今・・・世界情勢に我が国の将来も不安でしたが、
いまこそ、日本の未来のために
私たちこそがまた、世界と渡っていくために
日本人は一人ひとり何かを感じ何かを担っていかなければならないと思う。
しっかり考えていかなければならない時代を強く感じました・・・。
維新の時代の人々の葛藤を
そして今の世の混沌もまた同様・・
改めて、深く考えるきっかけとなりました。
また、ここにアサギマダラがやってきて台湾や香港へ渡って南下するそうです。
フジバカマの蜜が好物のようです。日本列島から
海を鱗粉の力で浮いて流れていくのでしょうか?
渡り鳥のように風に乗っていくのでしょうか・・・
「てふてふが一匹韃靼海峡を渡っていつた」安西冬衛
ロマンがあります・・・。生態は未だ謎だそうです。
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