4月21日金

春のような穏やかな日々です・・・
桜もまだ花びらが残っているものもあります・・・
つつじも花のピンクがのぞきだし・・・種類によっては咲いています。
藤も可憐に房を下げてきております・・・・上のほうはほんのり咲いています。
昨日は、生暖かい初夏のようなお昼。
ジャカルタ時代の友達と梅田グランフロントの「揚ハ」でランチを食べながら、
昔話や近況に花咲きました。梅田もどんどん変わってきています。
外人さんは北の街より南の下町にあふれているように思いました。
南の方が、外人には観光が楽しいのでしょうね?
また、先日は、堺、南宗寺で「在釜」があり、薄茶会を楽しみました。
桜づくしの華やかで上品な茶会でした。
春に茶会は結構多くて・・・・楽し、忙しい。
来週は、堺で裏千家鵬雲斎の講演会がアリーゴリージェンシーで開催されます。
どんな事を話されるのでしょうね?
と思っているうちに・・・・ゴールデンウィークに突入していきますね・・
先日は月に一度の俳句会へ中之島へ・・・

良いお天気でしたが、風が冷たいでした。若い人達はお昼に日光浴しています。
最近は読書の春で、興味ある俳句本を中古で買っては読んでいます。
今日のヒットは「夢洗ひ」「余白の祭」恩田侑布子著やら
「熊樫」茨木和夫著、「アテルイの地」円城寺龍著など楽しく拝読致しました。
どれも楽しかったです。と同時に、憧れながらも頑張ろうと思いました!
さて、俳句には心に残る、単語というものがあります。
古典の漢字などの意味がちょっと分からないときがあるのですが、
意味が分かると、腑に落ちます。
今回は、「天網」って何だろうと思って調べてみますと。
故事にこんなものがあり、この意味がなんとも面白かったのです。
「天網恢々疎にして漏らさず」
(てんもうかいかいそにしてもらさず)
 天網恢々疎にして漏らさずの「天網」とは、天が人間の悪事をキャッチするために張り巡らしている網という意味で、要するに「天国警察」。「恢々(かいかい)」は大きいという意味、つまり目が粗いこと、「疎(そ)」はまばらであるという意味。「天網恢々疎にして漏らさず」とは、天国警察はのんきで張り巡らしている網も目が粗くてゆるゆるなように見えるが、実はなにもかもお見通しであり、悪人を漏らさず捕まえるという意味の格言で、『老子』七十三章による。だから、天国警察に捕まらないように善い行いをせよという教えかというと、『老子』はなかなかそう一筋縄ではいかないところがあり、天の道が人を善導するとは限らないというようなあいまいなことをうだうだと述べている。そんなことから『老子』を、リーダーは人々を善導してくれるとは限らないが、庶民は身を守るために権力に逆らわないようにせよという弱者の教えだと批判する学者もいる。
ということで勉強になり面白かったです。