3月27日日

堺アリーゴリージェンシーで堺ボランティア20周年記念講演に
裏千家茶道15代大宗匠鵬雲斎が招かれ来られました。

なんと92歳なのに、2時間も立ちっ放しで水も飲まず講演なさり、
自然な英語もチラチラ交え、お勉強も日々なさっていると感じました。
笑いもとりながらの熱弁。平和を掲げ、茶道の流れを講演されました。
92歳で二本の足で立ち、素晴らしい、矍鑠とされていて驚く。お茶の効能かしら?
日本平和を唱え自ら戦争を特攻隊員として
訓練に行っていた体験があるからこそ実感もある。
気働きこそが大事と利休は天衣無縫な人であったこと・・・
その血筋が鵬雲斎にも息づいているように思えた。
鵬雲斎は昔から女性に人気があるし、軽い冗談もなかなかチャーミングです。
現家元の坐忘斎も品があってもの静かで優しそうで紳士で
何れにしても女性が好むタイプです。
血筋でしょうか?ーー:
実感があり、益々人間味が増し魅力的でした。
裏千家は女性を中心に大事にし門徒が多く発展してきた、
女性の力こそが発展継続に大いに花開いていると思えるのである・・・。

呈茶席もにぎわっており、良いお天気に恵まれいい話が聞けました。
来月四月は堺、南宗寺献茶式に一六代お家元坐忘斎が来られます。
昨日は桜も一分二分咲きはじめたように思います。