3月26日水

今日は雨チョット寒い・・・
明日は5月頃の気温のお天気だという・・・
昨日は花曇の日で暖かった・・・
ソメイヨシノは一つ、二つだが、
百舌鳥駅の?桜は満開で鳥が沢山花に群がっていた・・・
さくらさくら弾丸めいているメジロ
花鳥の散らすはなひら百舌鳥の駅

自転車で初めて堺市博物館に行ってみた・・・

入口で利休さんの胸像がお迎えしてくれる。

奈良の今井町からの茶室「黄梅庵」数奇屋建築の「伸庵」があり、
立礼の薄茶を300円で楽しめる。

お庭が綺麗である。
博物館はリニューアルオープンのようであった。
大きく、1、古墳・仁徳天皇陵2.自由都市堺3.堺の産業、文化4.祭りなど
おおまかに分かれていて分かりやすかった。
入口から4-6cの百舌鳥古墳群古市古墳群の出土品があった・・・

仁徳天皇陵の石棺の模型が・・・

石室と石棺の間に甲冑が埋められていたらしいが、
その甲冑の模型を着る事ができるようになっていて面白い。
天皇陵は2000人/日でも15年はかかる代物だそうで・・・
当時の人口もそこそこ安定していたのだろうか・・・。
はにわもお墓の外周等、約30.000基はあり、
当時の陶工も発達していたと思う。4c-6cの土器もはにわも大きく、
容も綺麗なので本当に人間の能力に驚く・・・。
堺は16cのポルトガル船の来航によって・・・貿易が成され
商人が集ってきた都市らしい・・・・そして町が栄えた。
それまでは平和なのんびりした処だったようだ・・・


関が原の合戦時代
では鉄砲を鋳造していた商人の家から
徳川側の鉄砲の試作品がでてきて、それが展示されていた。
関が原では豊臣、徳川と両軍に鉄砲を作っていたらしい・・・。
江戸時代の町屋の模型もとてもよくできていた。
堺の産業、やら町の地図やら、戦前の堺の町の絵巻や地図なども
とても興味深かった。
そして、堺の有名な祭りに「ふとん太鼓」山車があったり・・・
また、大仏建立時代に奔放した、堺の有名なお坊さん。
行基」(「興福寺」「元興寺」および総国分寺東大寺」建立に尽力)


奈良のお寺の為には中国から呼び寄せられたあの有名な唐招提寺のお坊さん
鑑真和上(戒律制度の整備)と733年頃一緒に奔放したのかもしれませんね・・・。
二人の年の差は8歳で鑑真がお兄さん。
行基は堺の地元に家原寺を建立した。
行基の父は百済系渡来人氏族の末裔西文氏(かわちのあやし)一族。
かなり大きな寺で、信者がとても多い・・・。
行ってみたが風情のある寺である。
堺の歴史はとても興味深かった・・・。
一度は博物館に行って見る価値があると思う。
拝観料は大人200円。留学生は無料と書いてあった・・・・
安くて良心的。最初にモニター席で説明を見れたりする。
大仙公園は春に向け綺麗に整備されているよう・・・。
キャラクターのサカイタケル君は奈良のセント君と作者が一緒だよね?似てる・・・。