10月2日日

もう10月です。忙しくなってきました。
ドラマも一新です。
NHKも「べっぴんさん」に変わり、
神戸子供服メーカーの「ファミリア」を基にしているそうです。
NHK長野・撮るしん http://www.nhk.or.jp/shinshu-blog/

下諏訪町湖畔
今日は、堺、南宗寺での在釜に出る予定でしたが、
名古屋の俳句会の方を優先して、行って参りました。

俳句では、結社の重鎮様が来られ、俳句を評して下さいます。
65人×3句を評してくださいます。本当に頭が下がります。
自分の3句の評を聞きたくて、
また、主宰や編集長、重鎮の皆様に会いたくて
名古屋まで行って参りました。
みなさんとお話ができて、夢のような時間でした。
主宰に俳句のいろいろな事を聞けた事とても宝です。
思う事を物で表すという当たりまえの事ができなくて・・・
アレコレ悩んでいる時期でツイツイコネコネネリネリ句に情がでてしまって・・
ですが、名古屋の句会に出したものはよかったようで、
名古屋の句会に出た結果、嬉しいばかりの評価を頂戴し、
主宰の短冊を頂きました。

「花片を浴び焙煎を待ちいたり」
別の人は
「桃の枝剪るは雀の通るほど」
という短冊を頂いておられ、こちらの短冊も素敵で気になりましたが、
茶道をしている私は、頂いた句を将来待受けなどにできそうで有難いでした。
左の色紙は、結社に入るきっかけとなったものです。
「御狩場に春の隼十字切る」(字が達筆で解らず「春の隼」?と解釈)
これを先生に頂いて現在の結社に入ろうと心に決めたのでした・・・。
結社に入って3年は過ぎ、感無量です。
俳句をはじめたのはインドネシアに居た頃の35歳頃がきっかけでした・・・
海外に出て初めて日本の良さを有難く思ったのでした。
阿倍仲麻呂の歌
(6世紀、遣唐使の留学生として唐へ行き、日本に帰国できず)
「天の原 ふりさけみれば 春日なる 三笠の山に いでし月かも」
を詠んだ心境がしみじみと、奈良の三笠の山の満月の懐かしさが解るのでした。
私流に言い換えれば・・・「天の原きつと三笠の月だらふ」となるだらふ・・・
この歌は武野紹鴎が小倉色紙を茶掛けにした最初の歌と云われています。
と、名古屋まで行ったかいがありました。
主宰や重鎮は長野の人なので、なかなか会えませんが、
また、生の指導を受けたいと思っています。
帰りに、地下鉄のエスカ 元祖 天むす 千寿に寄り、
近くに山本山味噌煮込みがあったのですが、遅くなっては困るので
大阪に帰宅しました・・・。