昨日は、南宗寺で献茶式も
関西現代俳句協会の講演会に行きました。
途中、「中之島香雪美術館」に寄りました。
明恵は承久(じょうきゅう)の乱(1221)で敗兵をかくまったことを機縁に、
北条泰時(ほうじょうやすとき)と親交し、
栄西(えいさい)が将来した茶を栂尾(後鳥羽上皇から賜った土地)に栽培して、
その普及に尽くしたことでも有名(本茶)。禅は栄西を師とした。
茶道にも深く関わっている明恵。
当時は「闘茶」も流行った。栂ノ尾以外の茶を非茶ともいった。
その時代明恵は自身の夢を記して、犬や鹿、仏が
夢に出てきては記し、解読していた姿が人間らしく
犬が夢に出てくるときは不吉と発見したり、人間らしく見ていて面白いでした。
中之島のバラ園は寒くて、蕾のものがほとんど
水もきらきら美し、
木々の若葉が柔らかく翻り綺麗・・・
さて、「俳句の未来」坪内 稔典先生の講演も面白く
「三月の甘納豆のうふふふふ」の俳人です。
この俳句の意味は「作者にゆだねる」そうです。
選者に取ってもらって・・・代表作になったのでしょうか・・・
講演は自身と交流のあった、
永田耕衣、桂信子、後藤比奈夫、鈴木六林男、林田紀音夫、赤尾兜子
さんの句の感想とエピソードなど面白く。
俳句の未来・・・
今の時代の言葉、空気をもっていないと面白くない。俗語等で創る事も大事
自分の思ったように読む。自分の気持ちのある句
自分の俳句をどう読まれるか、
人の俳句をどう読むかという意味で
句会は大事。
現代俳句は現実にはない斬新、今までの俳句にはない新しさが
現代俳句なのかもしれないと(ゆえ・・・認められにくい)
さて、句会で先生が皆の俳句を選んで終わり的な句会が始まったのは
高浜虚子の時代からだそうで、先生が俳句を選ぶ時代の幕開けだとおっしゃっていた。
確かに、昔の膝を突き合わせて論争する時代、
新興俳句時代の不健康がエネルギーだった時代の論争の時代
現代は、江戸時代的な俳句ブームだという。
江戸時代三大俳人と云えば、松尾芭蕉、与謝蕪村、小林一茶です。
だけれども・・・江戸時代の庶民の俳句は残っていないという。
ユーモアがあり、楽天的な物言いは今の時代の暗さを払拭する軽さのある先生でした。
さて、昨日は風が寒くて・・・今日は暖かくなるそうです・・・。
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