10月29日日

ジャカルタより帰って早3日。

余韻が覚めぬまま
怒涛のように日常に追われていますが、
嬉しい知らせも、イベントもあり、
晴天の秋晴れもあれば、
台風がまた接近。
昨日は「利晶の杜」では
千家十職の袋師、土田半四郎さんが
講演に来られました。
作品のフクサ、おしふくの美しさ にうっとりしました。
館内2階では
万葉集人間主義」新万葉集を編集した人々の
中に紅、一点、与謝野晶子が歌に情熱を傾けた
様子がみられました。
晶子の故郷、堺の海では、
時折、真っ赤な大きな夕日が海に沈んでいきます。
そのたびに、晶子さんの情熱と同じに
思えてしまうのでした。
純粋で大きくて、たおやか、で、あたたかい。
春夏秋冬、難波津にみられます。季節ごとに少し違うのでしょうけれど・・・
古来、菅原道真達も大宰府に行く船を待つ間に見たかもしれない夕日を
現在の私も見ていることが
本当に嬉しくて。