12月1日木

今日から12月となってしまいました・・・・
昨日は大阪も暗く、寒かったです。
来月は 2017年酉年ですねぇ・・・。
一年がもう終わっちゃう!!今年もいろいろありました・・・・。

NHK長野・撮るしん http://www.nhk.or.jp/shinshu-blog/

長野市吉田の銀杏・・・昔この近所に住んでいました・・・
「北長野」駅に行く時にいつもこの前を通っておりました・・・。懐かしく
今も元気に葉をつけて、散って、来年もまた緑をつけて・・・・すごい生命力!
大きな木のイチョウの葉っぱが散るとどれほどの量か驚いていました・・・

さて、今日は、ゆっくり「俳句」の本を読んでいた。

原石鼎(はらせきてい)の

「秋風や模様のちがふ皿二つ」

よく、良い句だと云われているのですが、

私にはさっぱり、意味が解せなかったのですが、

この句の枕詞があって、

「父母あたたかきふところにさへ入ることをせぬ放浪の子は伯州米子に去って仮の宿りをなす」と。

石鼎が親不孝をしたので、「二つの皿」は石鼎の生き方を象徴しているみたいな読みもされるのですが・・・・。と

二つの皿からちぐはぐで食い違っているという事実の持つ寂しさに「秋風」が効いているという。俳句です。

そういう事を歌っている背景もあると知って、長年解せなかった事が解せました。

解って、この句が非常に良い句だと私も解せました。

俳句は、断片の切り取りだけを提示、

がっつりと省略されていて、

何か、突きつけられている感じがするのですが、

そこから、いろいろな、瞑想、迷想、想像が出来ます。

みんな違ってそれでいい・・・みたいな所が、懐が深くて俳句は好きです。

御好きなように、想像を膨らませて下さい・・・・みたいな・・・。

説明を省いた、男的で見て解らぬか!みたいな感じ。

男は黙ってウィスキーみたいな・・・感じ?!