4月24日日

連休ですが、連休の前の静けさでしょうか・・・
熊本、大分と大変ですが、
日本列島、ほぼ、何処で地震があってもおかしくないので、
明日は我が身となって、親身にならなくてはと思いながらの昨今です。
街頭で熊本地震による募金活動をしていたので募金致しました。
さて、春を通り越して、夏日の昨今、躑躅もとても勢いよく・・・
NHK長野・撮るしん http://www.nhk.or.jp/shinshu-blog/

白馬村
日本人の春の風景はきっとこんな感じなんだと思います。


↑芝桜のピンクが綺麗!安曇野拾ヶ堰のじてんしゃひろば

ここ大阪も夏日の日差しです。
昨今おっちょこちょいの私もお茶のイベントでお手伝いを少々させて
いただけるようになりまして、日々忙し、ドキドキの毎日です。
先生のお釜の様子を見せていただけたり、しつらえを見せて頂いたり、
お運びをしたり、お菓子の盛り方、お花、お軸にしてもとても新鮮です。
お道具が素晴らしいだけに、近寄りがたく、ドキドキしっぱなしです。
でも、お茶を頂かれてほっこりされているお客様を見るとこちらも嬉しくなります。
月末も、南宗寺で献茶があり、今年は裏千家の担当でお家元+αの方々がこられるそうで、活気とドキドキ感がある昨今です。

堺の「利晶の杜」も外国人のお客様が日々観光バスで大勢寄られ、
日本語のトランスレーターの方々がいろいろ説明しておられます。
お茶の軸の意味を伝えては、歓声、お菓子を食べては、歓声、
お茶の飲み方を伝えては歓声で、野の花を説明しては歓声、
リアクションの大きい外人さんにはとても元気をもらえます。
中国の方に、お軸は中国語の言葉の由来ですと伝えると
とても嬉しそうに聞いて下さるのにも我々も嬉しく思います。
トランスレーターさんの力量もあるのでしょうが、
お茶を知って感動して下さるのは日本人にとってとても嬉しい事です。
丁度、お軸は「柳緑花紅」大徳寺派 壺中庵 潤英叟
・11世紀の中国の詩人・蘇軾(そしょく)の詩からの引用です。
物事が自然のままに、人の手を加えられていないことのたとえで、
柳は緑色をなすように、花は紅色に咲くように、
この世のものは種々様々に異なっており、
それぞれに自然の理が備わっている、という意味です。
全てのものを客観的に捉え、ありのままを受け入れようという事だそうです。
お花は、白い紫蘭、丁子草でした。
日本はいろいろな国の良い処を汲み取って生かしている文化でもあります。
と、日々、お茶にかかわっている事で私自身も成長しております。
連休は利休と晶子の記念館ではイベントがあるようで是非堺に起こし下さいませ。