4月29日日

連休に突入しました。
良いお天気の前半・・・
暑いです・・・。
昨日は堺から実家の奈良へ・・・
車が朝から多いです。奈良への観光客も多いのでしょう・・・
いつもの「道の駅・平群」へ買い物へ行くと・・・
明日(29日)の「平群時代まつり」の準備で駐車場に車が止められませんでした。
明日は賑わうでしょう。古都華アイスを母と食べました。美味しかったです。
トマト・ごぼう・タケノコ・苺・ホウレンソウ・お花などなど売っています。

すずらん も売っています。

↑孔雀サボテンも咲いていて蕾もたくさんのものが売っています。
家に戻って、土佐のカツオのたたきや土佐の鯛、タケノコごはん、柏餅などを
御馳走になりました。
ふと、実家の自分の部屋を物色していると
幼少の頃に買ってもらった、
北海道のアイヌの人が掘ってくれたペンダントが出てきました。
当時札幌に住んでおり
家族で阿寒湖へドライブへ行き母と私の記念品で買ってもらった記憶が・・・。

アイヌの人が掘ってくれた木彫りのペンダント

↑阿寒湖・1979年8月27日と彫られています。
私は確か小学校3年生の頃(1974年ですが何故か1979年と掘ってある)でしょうね。
今から43年前となります・・・よく保管してくれたものだ・・・
当時のお土産を入れてくれた袋には
アイヌ語」と伝統模様が描かれ
・イラヤプカ・・・マアすてき
イヨマンテ・・・熊まつり
・イナンクル・・・幸せ
・イヨマップ・・・愛
・ウタリ・・・仲間
・スプリ・・・山
・ミチ・・・お父さん
・ハホ・・・お母さん
・クアニ・・・私
・トー・・・湖
・エペレ・・・熊
・モシリ・・・島
・チニタ・・・ゆめ
・エシナ・・・内緒
・タマサイ・・・首飾り
・シカルン・・・恋わずらい
・サラニップ・・・手さげ
・カバチップ・・・ひめます
・イヤイライケレ・・・ありがとう
・イランカラプテ・・・ごめん下さい
(阿寒湖・きつつき民芸)
アイヌ民族が残しておきたい単語なのかもしれないと・・・
という懐かしいお宝が出てきました。
大地のお土産村には
ハッピのようなものを着てハチマキのような伝統柄の帯を頭に巻き
白いお鬚のお爺さんと子供がムックリという糸を口でくわえた楽器を奏で
熊も居たような・・・母はユーカラ織の青色・赤色の物を買った物もありました。
今、丁度、俳句をしている私ですが。
産土を愛する主宰の影響で土着愛が目覚めてきている私です。
2月に俳句の金子兜太先生が亡くなられ、追悼が雑誌でされている。
丁度、1979年兜太先生は北海道を訪れアイヌの俳句を作っておられた。
その頃からアニミズム尊いものとする民族も興味を持たれていたのでしょう。
私も9歳にして、あのアイヌの文化の不思議さに溶け込んでいたように思い、
ドライブの家族旅行を懐かしく、連れて行って、ペンダントを買ってくれた親に
感謝するばかりです。43年振りに当時を思い出しました。
・ミチ(父)はハホ(母)へタマサイ(首飾り)贈り阿寒トー(湖)の秋・・・夢(チニタ)
イヨマンテ(熊まつり)ムックリ(口琴)の音の空へ宙へ・・・
ちょっと・・・・わかりにくすぎだなぁ・・・(^^♪
古きを知り尊び新しきを産む意識はDNAを繋げる事とも・・・
昔、札幌の小学校で歌った歌・・
「ピリカ・ピリカ・タントシリ・ピリカ・
イナンクルピリカ・ヌンケクスネ・ヌンケクスネ」 だったか覚えている。
意味はというと?
「きれいだ、きれいだ。今日はいい天気だ。どの人がきれい?選んであげるから」
という意味だったみたい。意味は分からなかったけど、語呂がよくて覚えている。
また、札幌の南郷小学校は仙台藩が入植開拓したときにできた学校とも・・・
先住民と開拓武士がお互い生きるために手をとりあっていた時代があったようだ。