7月14日土

猛暑!!
猛暑!!
死にそうでした。
今日は家では過ごせないと思い・・・・
前から観たかった。
中之島香雪美術館の「茶の道にみちびかれて・・・」
を見に行きました。


中之島公園では早、、、、
蝉が死んでいました・・・
抜け殻も数多く散らばっていました・・・
この暑さで・・・蝉も死んでしまうのではないかと思いました。
公園を歩きコンラッドホテル4F美術館に入り涼しさにほっとしました。
美術館の展示方法は
茶会の会記順に並べられたお道具・・・
本当に素晴らしかった・・・。
もう一度ゆっくりと観たいと思いました。
小さな瓢でできた香合「回也香合」公家のお抱え絵師が描いた絵に気品極まりなく。
彫三島茶碗。龍泉窯の青磁一葉香合。野々村仁清 色絵忍草茶碗。唐大海茶入。

また、高取の鉄釉茶碗・・・ 一入だったか・・・も良く。

武野紹鷗の元節の茶杓のおおらかで堂々とした茶杓
阿弥陀堂釜、尻張釜の伝、辻与次郎作のもの・・・。
見応えがありました・・・。
法語 与道刃禅尼 宗峰妙超 の字も存在感があり。
送別頌 夢堂曇亜 の字も味があり。
後半は八月七日からまたあるそうなので愉しみです。
高橋箒庵の「大正名器鑑」にこれらの道具が図と共に書かれていました。
関西人の茶目っ気か「目ぇきかん」と掛けているとかいないとか・・・
「大正名器鑑」の書物名を覚えるのに忘れられないフレーズで有難いでした
気づいたのですが・・・
瀬戸の茶入れの数々・・中古、真中古、等がとても大きく感じました・・・。
お茶碗も、お釜も大きく感じました。
昔は大きなお道具を使っていたのだと、
印象に残りました・・・。
しかし・・・・昔の方はこれで茶会をされていたのだから・・・
贅沢極まりない…
※「十八会」などはすごかったのですね。
明治35年(1902)、朝日新聞の村山龍平、上野理一、藤田組の藤田伝三郎
が発起人となり、
大阪の実業界を中心に茶の湯の会「十八会」が生まれます。
財閥の住友吉左衛門、豪商の殿村平右衛門、白鶴の嘉納治兵衛ら
の計18名が参加しました。