7月12日木

関西は豪雨が終わり・・・
日照り?!攻めです・・・
この自然現象は拷問に近いものがあるように感じる昨今です・・・
暑中お見舞い申し上げます・・・。
夏バテ早くも、経験し・・・
熱中症にもなりました・・・。
気をつけましょう・・・・
さて・・・突然・・・・
↓面白い本を紹介していただきました。
面白くて・・・1〜2時間で読めてしまいました・・・。
ジャカルタやバリに行く方や住んでいる方にお勧め致します。

以下、読後感です。
「こちらインドネシアタケノコ診療所です」を興味深く拝読させていただきました。
 懐かしのタケノコ診療所の山田晴男先生&Jピープルの東屋晴喜さん
が本を出されたというので、読んでみました。
 お友達の好き嫌いがあるように、この本の好き嫌いはハッキリ別れる所でしょう。ですが、私は関西人ですし、東南アジア経験が16年もあるので、この本の云わんとする所もなんとなく理解できますし、愛すべき人間愛を感じます。
しかし、日本人の潔癖症、真面目な方からは、ふざけていると批判されるような箇所もあるとは思います。
ですが、私は、タケノコ先生には病気を発見していただいたおかげで、日本で治療、現在もって健康に過ごしており、私にとっても先生は優秀な医者です。
 さて、インドネシアという東南アジアで日本人医師が紆余曲折を経て、手広く診療所を築いて来られた事は並大抵に出来る事ではないですし、
事実、沢山の人を救い、どん底?にも落とした方もおられるかもしれませんが、
あくまでもこの本はノンフィクションのQ&Aだと思います。
そしてそれが、バリやジャカルタそのものであり、人の病気、悩みであり、それなくしては語れないドラマです。
面白可笑しく、親身になって書かれていると思います。
女性にとっては多少デリカシーのないような返答もありますが、そんな返答に目くじらを立てていては、ジャカルタでは到底生きていけません。
むしろ、インドネシアあるある!!と笑い飛ばして前向きに生きる事こそが、
ジャカルタで過ごす処方箋という事です。
日本から来られた方を救おうという気持ちや愛は沢山ある医師だと思います。
医師ですが、神様ではないので、完璧ではありません。
これを読んでいるご自身だって、完璧な人間ではないはずですから。
また、日本ならもっと優秀な医師もおられるかもしれませんが、
ジャカルタやバリで日本人と向き合って、現地に住み、
日本人を相手に病気を間接的(法律では海外ではアドバイスしかできないそうです。)に診て下さる先生はそういないと思います。
また、インドネシアの若い医師を育て、貧困地帯へもボランティアをされている土着型医師はそういないでしょう。
それこそが、人間として、信頼できる一つです。
もっと、金儲けしようとすればできる世界です。
そして、インターネットの回答は不真面目に映るかもしれませんが、
力が抜けていて、ほっとする場面があります。
回答はその先生の人柄でもあり、ボランティアでもあります。
お金をとって、回答しているわけではないのです。
そこで不快に思う相談者もおられたかもしれませんが、
でも、この、ネットの質問の庶民的な不安やそれを回答するタケノコ先生のボランティア回答こそ、インドネシアに住む日本人の万人の心を救い、心から、笑え、少し真実味があって、ほっとする回答はありません。
ジャカルタ在住の日本人が悩む手前にほっとして病院に係る手がかり的な役目もしていると思います。
これはこれで、この本の意味があると思います。
好き嫌いはあるとしても、私は、この本を作られたご両人の日本人愛とインドネシア愛が本気であるところに価値があると感じています。
そして私もアイ ラブ インドネシアです。面白い本でした。
実用書でもありお勧め致します!!(^_-)-☆