3月11日土

3月10日の金曜日に「お水取り」に行ってきました。
奈良東大寺二月堂の修二会は「お水取り」の通称で知られる。
夕刻から母と見に行って参りました。
金曜日でしたが、ま、ま、人込みでありました。


本日、快晴、雲が少し流れる穏やかな夜、少し寒い。7時まで10分前の静けさ
13夜くらいの月明かりが煌々としている・・・
英語、中国語のアナウンスが流れていた・・・
突然補助ライトが消えて、会場は真っ暗に、いよいよお松明が灯る・・・

↑二月堂の本堂の横の道、本堂へ夕刻登っておいた。
ちょうど、椿「のりこぼし」が一本見事に咲いていた。


↑二月堂本堂と書かれた額

↑二月堂の舞台から見学者の陣取りの様子を見てみた・・・
この横の階段をお松明が登って、舞台へ向かっていくのだ・・・

この時、5時頃でした。

夕刻まで時間があるので、茶店で軽く蕎麦を食べて、夜に備えました。
茶店では、和歌山から来た人、東京から来た人と
一言、二言、お話したりしました。


7時から30分程この日は10本のお松明が灯った・・・
やはり、本物のお松明が本堂に灯る景色は霊験があるように思う・・・
51歳にして、初めて生を見ました・・・
昨日は暖かいお天気でほのぼのとしたお水取りだったと思います。
いつもは厳しい天候で
雨や雪や風や曇りや冷える日がほとんどだと思っていたので・・・
やっぱり行って良かったと思います。
外国の人も中国の人も沢山来ていました。
↓プロの写真家が撮るとこうなるらしい・・・


奈良のロケーションと夜の暗闇と
真っ赤なお松明は
霊験あらたかな感じがします。
さて、
お茶の世界では3月は釣り釜を掛けます・・・
我が社中ではこの時期
「のりこぼし」のお菓子を取り寄せ下さる先生の計らいがあります。

これが、また、楽しみで、またこれがとても美味しくて・・・・
先日は、初めて、釣り釜のお炭をさせていただきました。
釣り釜の鎖の目と鐶の扱いが難しくて・・・
それでも、とても嬉しくて、嬉しくて・・・。
お茶のお稽古もとても楽しいのでした・・・
よく叱られるのですけど・・・。
日々進歩していきたいです。