4月29日昭和の日 連休スタート!

今日から大型連休の方がおられますね!長い人で9日間です。
NHK長野・撮るしん http://www.nhk.or.jp/shinshu-blog/

安曇野北アルプスと鯉のぼり
昨日も良いお天気の中、
堺の歴史文化都市シンポジウム「茶道と歴史文化のまちづくり」が
アリーゴリージェンシーでありました。
裏千家鵬雲斎大宗匠が来られて、ピースフルネスを広げるべく講演をされました。
去年は、「気働」が心に残ったのですが、
今年は、「情」が心に残りました。人間の情が日本人はDNAとして内臓していると
いう、潜在能力のようなものがうごめいた瞬間でした。
私の世代は戦後の核家族の申し子のような世帯ですが、
その世代はみんな「バラバラや」と言うのです。そうだと思います。
少し前「おもてなし」がもてはやされましたが・・・・。
それは売り物にするものではなく、
日本は昔から手に手を以て、心から感謝を伝えることのできる民族だったと。
今忘れられようとする、手に手を執る気持ちを大事にしたいと思いました。
核家族の私たち世代はちょっとそれが苦手ですが、
人の手のぬくもりは何よりも暖かいという思い、憧れはあります。
茶道をしている私は、そういう事に憧れと昔の厳しさをも美徳として尊敬して
いるからなのかもしれないと思う時があります。
それはまた美しいと思うからです。
昔は、両親や昔の人に小うるさく叱られた事を懐かしく思います。
それは、美徳のように最近感じられます。年を取ったからでしょうか?

昨日のシンポジウムでは
堺市長、・福井県金沢市長、・香川県高松市長・京都府立大学副学長が
パネルディスカッションをされました。
利休から宗旦から3つに分かれた流派は、金沢の前田家、高松の松平家、そして、
また、和歌山の徳川家のお茶の関わりを大切に、
未来、この繋がりを大事に、何かを企画発展、街づくりをしていこうという
夢のような、発展的な想いが是非、実現し、
茶道からピースフルネスがさらに大きな華を咲かせる事は間違いないと。
鵬雲斎大宗匠は94才になられるというのに、パワフルに1時間立ちっぱなしで
水も飲まずに力説され・・・驚くばかりでした・・・。
特攻隊の話も実感があり、その想いは強く心に響き深く感じ入るのでした。
ますます、お元気でいらしてほしいと思いました。
また、茶道を通して、街づくりも発展していくことは
間違いではないと思いました。素晴らしいと思いました。
大阪人としては、高山右近の話もとても興味が持てました。