5月5日火

5月2にはロイヤルベビーが生まれ・・・・
シャーロット・エリザベス・ダイアナ・・・という名前となりました。
さて、
明治日本の産業革命遺産 九州・山口県
百舌鳥・古市古墳群世界文化遺産をめざして登録に意欲がみられる昨今・・・
今日は高野山開創1200年の ご開帳に行ってきました・・・・
朝は堺東6;42の快速 高野山行きに乗り
(朝早いのに電車は満員で皆、高野山に行くよう)
極楽橋からドドーと人の波に押されケーブルカーに乗り、終点高野山。8;06分。
どどーーーと全員バスにのり場へ、まずは
大門へ・・・

大門と仁王像は圧巻!
各所で御坊様の法話の場があり、面白い話を聞けました。
「皆生きとし生けるものは皆大日如来なんです。
無駄一つないのです。一つ一つ役割があるのです。
自分の取り扱い説明書をより良く知り
この世の役割を担って、楽しく亘っていきましょう」
というような話でした。短所は長所に変え有れるのです。
「自分の取り扱い説明書」という言い換えのフレーズがとても私には分かり易く
どうしたら、私が一番この世の為、自分の為にできるのかと思い知るに至りました。


金堂には御柱薬師如来さんと綱でつながっています。
これが、今回、ご開帳になった薬師如来
善光寺の御開帳では御柱(おんばしら)をなで摩ることが通例ですが、
関西ではこの綱を鈴の綱のように振って御祈りしているようです。
さて、ご開帳の中の秘仏
高村光雲師に新造されて以来、80年あまり厨子内に安置され秘仏
なっていました。半眼のちょっと眠そうな暖かそうな顔をなさっていました。


金堂の裏 これぞ、天平の甍というにふさわしい綺麗な形の屋根・・・
甍の鬼瓦は雲のような水のようなイメージがするデザインが多く、
高野山は龍や雲や水のイメージが強いです。
電車道中も民家の家の鬼瓦は雲のようなデザインが多かったです。

根本大塔 大きな如来さんに圧倒・・・

金剛峯寺に向かう道中の木陰が涼しくて、土の道が気持ちよい・・・

金剛峯寺 拝観500円
狩野派の襖絵が綺麗、秀次の自刃の部屋の冬の景色の襖絵など見られる・・

枯山水や蟠龍庭が綺麗。石は龍を表し、男龍と女龍に見立ている。
「龍天に登る」という俳句の季語は高野山で生まれたかのように感じてしまう。
ここでもお坊さんの法話が聞け、お麩菓子とお水が頂けた。

ちょっと脇道に入って、国宝多宝塔 拝観500円
北条政子が夫、源頼朝菩提寺として創建しました。
経堂は校倉造りで重文。

奥の院への入口・・・
ここから、歴史上の人物の供養塔を探すのが楽しい、
皆、歴史家きどりでウンチクを語り合って楽しんでいるよう・・・
お江の五輪塔は息子が一番大きく作ったという話やら・・・
織田信長明智光秀、秀吉、家康・・・・
歴史上の人物の朽ち果てた?
供養塔が杉林の5月の光と杉の老木に囲まれて・・・幽爽な感じ・・・


水向地蔵・・・皆並んで水をかけていた・・・

奥の院 弘法大師御廟
奥の院から南大門まで楽しく歩きました・・・5kmはあるかないか・・
バスもありますし、帰りはバスで駅まで・・・
13;28に高野山から堺東に戻りました。3時過ぎには家に・・・。
お昼12時頃の高野山は続々と人にあふれ・・・
昼からでもまだまだ人が押し寄せ・・・飽和状態・・・
おまけに、車で来られている人は駐車場も飽和状態・・・
でも、日陰は涼しく・・・避暑気分。

西行はこの高野山でも30歳以降30年程を過ごしていたらしいです。
西行の御手植えの桜のよう・・・
奥の院では俳諧師芭蕉司馬遼太郎の碑もありました
法然様のお墓やら・・・心暖かくなる碑がたくさんあり心温まります。
さて、本日、朝一に行って夕方には帰れてよかったです・・・
お昼は人が多くて、食事する所も飽和状態・・・お弁当を持っていくのも手。
私たちは3時頃、駅前の高島屋で昼ご飯と夕飯のようなランチをしました。
久しぶりに歩き疲れてバタンキューです。