3月24日火

卒業式もまた極寒になるときもあり、暖かいときもあり・・・
今日は寒気で北では雪が降るかもしれないという予報・・・
大阪も寒い朝でした。
春は・・・花や野菜など土ものから感じられます・・・
大阪は八尾ごぼう・・・栽培が面倒なので廃れるような話をききました・・。
関西人は葉ごぼう、新ごぼうが好きな人が多いです。
私も、葉ごぼうを買いました。これを料理する時の煮る匂いがなんとも春です。

春はブロッコリー・にんじん・新たまねぎ・さやいんげん・蚕豆・筍・えんどうなどなど・・
茹でる野菜もたくさんでおいしいです。なによりも
手をつくさなくてもおいしい野菜は高級品です。
年のせいか、素材の味に塩、しょうゆを少しというものが
美味しく感じるようになってきました。
歳とともに・・・と云えば・・・禅語も勉強するうちに惹かれていく・・・。
・夢・夢は感覚では捉えられるけれども実体はどこにも見出しえない。万物は皆、同じようなもので捉えることのできない空なるものであるから、執着することは虚しいと、経典では云っている。澤庵禅師の夢という遺言も一切が空であることを体得したがうえで発せられた。
・無位真人・(むいしんにん)我々のこの肉体には、名前も位も無い真の自由人がいて、常に目や鼻や口から出入りしながら見聞きするもののなかに絶え間なくあらわれ活動している。それに気づいていない者は心の目を開いてしっかりとものを見よ。と云っている。
苦悩・快楽・迷いと悟りなどの対立を超越して何ものにも一切とらわれない、自由な境地を得ている存在の事。を無位真人と云う。臨済禅師
また、朝のラジオでは南方録の事を云っていて感動したと母は言っていた。
南方録の覚え書きには、自分で水を運び、薪をとって来て湯を沸かし、茶を点てる。まず仏前に供え、他の人に施し、自分も飲む。これらは全て仏祖の行跡を私たちが学ぶことである・・・と云っている。
いろいろと覚書には書いてあるだろう。他人の領域、位置関係、距離の事を母は云っていたと思う。立花実山編集本を訳したものをまた読みたいともおもった。
・・・
どれも、自分を見失った時にフト原点に戻るような感覚に気づかせてくれる。
謙虚になれと云われているようだ。
今日の夜9時より3日間、BS NHK臨死体験」というドキュメンタリーがある。
心は脳内 で生まれ消えるのか、それとも死後も存続し続けるのか。
評論家・立花隆さんがそれを追う。
面白そうで興味があるので見てみる。
幼少のころ、地平線に黄色味を帯びた、淡いピンク、水色の朝焼けのような
風景を見たことがある。ちょうどハシカの高熱の時だったと思うのだけど。