10月4日土

佐川美術館に行って参りました・・・(滋賀県守山市水保町北川2891)

http://www.sagawa-artmuseum.or.jp/

曇りでどんどん風が冷えてきました・・・雨もポツポツと
湖は白くまさに白い秋です・・・
木々は色づき秋の寂しい風情が漂ってきました・・・

現在、「吉左衛門X・新兵衛の楽・吉左衛門の萩」
という面白い趣向でお茶碗を作成されています。
また、吉左衛門さんが関わって作られたという茶室も見学可能でした。
地下室から入っていきます。茶室見学は予約が必要ですが、
平日だったので、空席有とあれば当日でも入れます・・・。
茶室拝観料:1000円(友の会無料)10時より一時間毎、15時まで12時無し

お茶碗の配置が贅沢である。
一個の太い木材の台に茶碗が一個・・・
贅沢な空間と落ち着いた暗黒・・・
材木の重厚さとお茶碗の重厚さが呼応するようでした。
大木の長椅子、机など木がふんだんに使われており・・・。
贅沢な美術館だなぁ・・・と思います。
また、水の配置が絶妙・・・静寂を醸し出し・・・
丁度少し雨が降ったのですが、
とても落ち着いた空間で静寂と雨の水滴の音・・・。
湖の中に建てられたような雰囲気になります。
また、ふんだんな木材と木目調の石のようなコンクリのような壁もまた
味があります・・・。↓茶室

お茶の千家十職の楽・・・と萩・・・
お互い真っ向と醸し出すものが別・・・
楽は和物で手捻り、一個別焼き、
萩は高麗の香り高く轆轤作り、登り窯・・・
それをお互いの場所、土等の趣向を変えて作り合う・・・
見ていて面白かった・・・。
しかし、さすがに、芸術家と唸ってしまう。
楽の萩、萩の楽・・・・
一見の価値があった・・・。
佐川美術館の常設の平山郁夫(平和の祈り)-法隆寺・発起寺・法輪寺
ブランパナン・アンコールワットetc・・・見た事のある世界遺産が懐かしかった・・・。また
佐藤忠良(ブロンズの歌)も見ごたえがあり、これで拝観料が1000円とはお得である。
この秋、お勧めの美術館
美術館の喫茶ルームも水を配置した館を見ながら心なごむ。

コーヒーもとっても美味しかった・・・。
いつも気軽に誘える母を突然に誘い迷惑をかけている・・・。