9月5日 金

雨が例年になく降り続きます・・・・
京都の北部では雲の流れなのか
雨滂沱で川が危険推移になっているようです・・・
さて、昨日は茶道のお稽古でした。

いつも季節に合ったお床の掛け物とお花が綺麗です。
今日は萩とハイビスカスのような槿だったかしら・・・
床掛けは「秋虫喓々深草中」という書でした。
この書がとてもいい感じだったので、家で調べてみました。
和漢朗詠集(虫の項)
「切々暗窓下
 喓々深草
  秋天思婦心
   雨夜愁人耳」
         白居易
         五言絶句
東洋人は西洋人と違い、虫の音に風流を感じるDNAをもっているようです。
西洋人は虫の音は雑音として聞こえるそうです。^^;

江戸時代に鈴木春信(1725-1770)という浮世絵師 が居り、
「切々晴窓下喓々深草裏」という歌に絵を描いています。
下記の絵が団扇に掛かれ、歌が書かれていたそうです。
鈴木春信の浮世絵はアメリカのボストン美術館に多々あるそうで・・・・
アメリカの博物館にあるのはある意味貴重な文化の保管として
世界に日本の文化を広めていただいておりあり難いとも思うのでした。
今見てもほんとうに、18世紀の日本の文化は文化遺産のような世の中だと
絵を見て惚れ惚れしてしまいました・・・。↓
http://ja.ukiyo-e.org/artist/suzuki-harunobu
風物詩、着物の柄や風景、色使い・・・みやびな時代だと誇りに思います。

画:鈴木春信 (1725-1770) 浮世絵師
また、俳諧の時代
上島鬼貫(1661-1738)に
「行水のすてどころなき むしのこゑ」というのがあります・・・
東洋人は虫の声に秋を感じ感受性が豊かであったのでしょう。
ところで、最近、日本回帰というか
浴衣や着物、けんだま?!が流行っていて
「ズーマダケン」という若いけんだまパフォーマー
世界でブームになりつつあるようで、
イカラなけんだまとダンスを歌舞伎の顔と着物でパフォーマンスしている
ビデオがあり・・・驚きました。
若者のけん玉をするダンス能力と
歌舞伎の顔に着物を着こなして居る姿に脱帽し・・・
最近の若者も日本人のDNAをしっかりと引き継いで進化している姿に
とっても安心した自分の心に驚きました・・・デス。^^;
一幅の「掛軸」よりいろいろな事に思いが馳せられたのでした・・・。^^;