6月19日木

今日はお天気となり・・・、母の作ってくれた薄浅黄色のお着物にて、
京都のお茶会にお伺い致しました。
6月18日に先生は「桐蔭席」を催され、
翌日は門徒の私達にも席を開けてくださったようです。

裏千家茶室「桐蔭」京都女子大学少し上がった所に涼やかに佇んでいます。

翌日の雨も上がり、とても緑美しい朝でした・・・。
私は、堺の先生の門徒となり5ヶ月目でとても緊張してお伺い致しました。
たぶん、最後の席だったようで、終始なごやかな、穏やかな良い席でした。
お道具も珍しい趣があり、掛け軸も季節らしく「山呼萬歳声」
現お家元の書など、見ごたえがありました。
茶杓は「少庵作」とても細く繊細でありしっかりとした存在感を持ち色も美しく。
また珍しいお茶碗一つ、一つを皆で愛でさせていただきました。
このお茶碗で一服をいただけたなんて、とても嬉しく思いました。
先生方の親子孫3代の優しさの詰まったお茶会でとても心和みました。
お茶は総合芸術だとつづくづく思いますが・・・
ため息が出るというか・・・先が遠いというか・・・
だからこそ・・・少しでもお傍に近く向かいたいと思えたりするのでしょうか・・・・。
美しさに惹かれるという事なのでしょうか・・・。
でもそれは、まさに近づき難いからこそ美しいのでしょう・・・。

NHK長野撮るしん・http://www.nhk.or.jp/shinshu-blog/
燕岳で飛ぶ雷鳥、残雪の残る槍ヶ岳が後ろに聳えています。
雷鳥は冬は白がちで夏は黒がちになるのでしょうかね?