12月4日水

よいお天気が続いています。気持ちがいいです。
家の近くの浜寺公園に行ってみました・・・
海がある公園だと思ったら綺麗な海がしっかり見え無かったのが残念・・・でもま、
親子連れも多く、気持ちのよい空気と松や桜がきれいでした。
やはり、与謝野晶子の碑がありました。晶子はふるさとの歌を沢山作っているので、とても大阪を愛していたのだと思いました。
「ふるさとの和泉の山をきはやかに浮けし海より朝風ぞふく」

与謝野鉄幹と出会った公園だから、縁結びの公園?^^;
明治33年8月4日晶子23歳鉄幹5つ年上。
(鉄幹は京都左京区生まれ、慶應義塾大学教授などしていた事もある)
6日には浜寺の老松の下に月光をあびて語り合ったとか、
鉄幹は「あめつちに二人が奇しき才もちて逢へるを何か恋を厭はむ」
と読んだ。そうです・・・
晶子についてはいろいろな批評がありますが、
この地に来てから彼女に肯定的な愛着が湧いてきました。^^;
短歌を見て情熱的で素直で母性ある女性だと思うようになったのでした。^^;
堺の旧家の出で躾などには厳しい時代だったと思います。
教養もあったと思います。
女子はお嫁に出るまでは(嫁に行っても・・・)厳しい時代だったと思うのです。
が、文学青年に出会ったのが運のつき、女性として目覚め
その想いが素直に表現されているなぁ・・・と思いました。
二人のお墓は東京の多摩に並んでいるそうです。
立派な沢山の子供にも恵まれて幸せだと思います。

桜の紅葉も綺麗でほとんどが落ち葉となっていました。

枯れ木と枯葉の絨毯と陽光が冬の温もりをかもし出しています。

浜寺のバラ園・・・秋のバラが暖かい日なので可憐に咲いていました。

植物の多い公園なので松の剪定など手入れの人が気持ちよく働いていました。

大阪にも広く、自然が楽しめる公園があり、情操教育にもいいので
大切にする必要がありますよね・・・。日本は観光都市を目指しているしね。
また大久保利通明治維新に活躍・鹿児島出身)がこの浜寺公園を訪れてこの松を保護をするようにとの事でこの公園は存続しているというような事が
書かれていました。

この日は近くの小学生がマラソン大会のようで先生に叱咤激励されて
一生懸命走っていました・・・。
小学生もこの広い公園で植物に囲まれて新鮮な空気を吸いながらマラソンできて幸せだなぁ・・・と思いました。^^;