木曜日

 ファム・ファタル(運命の女)占いでセイレーンでした・・・Myママも同じであった。血は争えません。さて、最近古本屋で、塩野七生さん(7/7生まれらしい)の「人びとのかたち」を見つけて読んだ。これがまた面白かった、銀幕のスターや映画の感想?のようなエッセイだった。塩野さんは「 ローマ人の物語 」という本を長年にわたって書き上げた人だったかな?NHKに出ておられたのだが、大人の女という感じの人であった。性格は私とはまるっきり違う感じの人であったが、共通点は「人びとのかたち」のようにいろいろな人々への興味を持っている事やイタリアの歴史に興味を持っている事かな?彼女はイタリアに住み歴史を現実的に調べて書き上げている。私は空想、抽象的人間で、統計を出して結果を出すなんて事はできない人間で、現実を直視するのが苦手で、いつも空想の中を漂っているのが好きな人間だからこそ・・・彼女の現実を直視する仕事をしている人に敬服してしまうし、尊敬してしまうのである。その「人びとのかたち」の中のスター達は本当に魅力的であったが、七生さんとはまた違った私の感想も多々あるのだが、七生さんに魅力があるからこそ、彼女の書いた考えや人となりが知りたいし、彼女の考え方が面白いのだ。彼女が男なら結構好きなタイプでしょう・・・^^;。歴史を調べると魅力的な人物がたくさん出てくる。英雄とはどんな人間で何をしたのかそれが面白い。反映しなぜ没落していったのか・・・。私の学生時代の大学の先生がイタリア文学専攻の人でとてもお話が上手でイタリアに憧れたものであった。文学が好きであった私は、イタリアこそ言語、文学の発祥の地だとも思った程だ。文学が好きなのは人への飽くなき興味であると思う・・・。さて、本日はお茶の四ケ伝の「台天目」をした。初めての点前でとても興味深く楽しくできた。明日は、インドネシアの大学にお茶のデモンストレーションに出向く。暑いいだろうなぁ・・・。でも結構楽しみでもある。今日もバタンQ。